22歳の自分といえば、将来の夢に対して迷いの真っただ中をさまよっていました。同じように夢に向かって進むことに迷いがある方のヒントになればという思いから、もしあの頃の自分に何かアドバイスができるとしたら、何が言えるかを記事にしてみました。

さて始めましょう。

22歳の頃は、大学を無事卒業はして、バンドでデビューすることを夢見ていました。

けれど結果という結果は出ず、私は28歳で一度夢を諦め、きちんと就職して働くという選択をします。※詳しくはこちらを参照

いったい何がいけなかったのか。
あれがいけなかった。これがいけなかった。
思えば思うほどきりがなく出てきます。
今であればきちんとシンガーソングライターとしてレコード会社に所属している自分がいます。
もし、今突然目の前に、22歳の自分が現れて、何かアドバイスを求めてきたら、一体何を言ってあげられるでしょうか?

1.もっと視野を広げろ!

22歳のときは、本当に視野が狭かった。
大学を卒業したもののフリーターを決め込み、作詞作曲をし、バンドで週に1度スタジオに入り、バイトをする生活。

そんな生活が当たり前になり、視野を広げることをしていませんでした。

音楽と平行してやれる職業を探しまくり、もっと早い段階で一度就職することもありだったと思いますし、バイトをするにしても、音楽に関連するバイトをしてチャンスにつなげるということもありだったと思います。
また、オーディションの知らせを探しては応募するを繰り返すということすらもしていなかったのは、本当に夢に対して本気だったのかと疑いたくなります。

あのときは親と同居していて、その親にも反対されていたし、自分に圧倒的に自信がなかった自分もいました。

けれどその自信がないときでさえ、自信がないときはどうればよいのか考え、行動することだってできたはずです!

あのときの自分に言ってやりたい。


自分の可能性を信じて、もっと視野を広げろ!

2.運動を習慣化しろ!

パッと見ると夢の達成に直接には関係ないと思われること言葉もあのときに言ってやりたい言葉の1つです。
私は一度、27歳くらいのときに教育図書の営業職に就きます。
新学期には重い本を運んで、中学校に届けるという仕事をやりました。

そのときに腰を痛めて、まるまる2週間くらいまともに動けなくなってしまったのです。

それが致命的となり職を失い、その後も体調を気遣いあまりバンド活動もできなくなり、どん底を味わいました。
そうならないためにも運動をしろと言ってあげたい。

あと今、歌の練習を続けていて思うことは、「運動を続けている方が圧倒的に良い歌唱ができる」ということです。

あのときに自分に言ってやりたい。


歌と自分の健康ために、運動を習慣化しろ!

3.チームで大きな目標を互いのビジョンにして、そのためのプロセス明確にしろ!

バンドもチームであるし、バンド活動も、メジャーデビューなどという具体的な目標などがあれば立派なプロジェクトです。
あのときは気の合うメンバーでバンドを組み、週に1度スタジオに入って、2月もしくは3月に1度くらいのライブを決め、そのライブを目標に練習を重ねていました。

いわゆる短期目標しか決めてしなかったのです。そしてそれを繰り返していればいずれなんとかなるという甘い考えでいました。

例えば、
「メジャーデビューする」という大きな目標を決めたとします。
もしその大きな目標が互いのビジョンにできていなかったとしたら、そのバンドはうまくいくわけがありません。そのビジョンに共感できてないメンバーを変えるか、解散するべきでしょう。
その目標がメンバー感で互いのビジョンにできていて、
そのためのプロセスを決めたならどうでしょうか?
「オーディションに応募しよう」
「そのための情報を集めよう」
「どこか大きなレコード会社にデモテープを送ってみよう」
などとこのような会話になります。
オーディションに送っても何の反応もなかったら、
 
「自分達の音楽のどこが悪かったのか?」
「改善できる点があるとしたら何か?」
「もっと反応してもらえる音楽は何か?」
という会話になるかもしれません。

とにかく前に進めるのです。

あのときに自分に言ってやりたい。

なんとなく日々を過ごさないために、チームで大きな目標を互いのビジョンにして、そのためのプロセス明確にしろ!

4.夢に期限を決めろ!

当時は頑張ってさえいれば、夢は進んでいくものと決めつけていました。
しかし、結局、夢に対して何の結果も出ないまま、私は28歳で会社員になりました。
けれど、目標を決め、それに期限が決まっていれば、もっと違ったアプローチができたはずです。
期限を決めることによって、やるべきことにメリハリが付くだけでなく、それが覚悟にもなります。

例えば、私が22歳のときに「26歳になるまでにメジャーデビューできなかったら、バンドで食べていく道は諦めて会社員になる!」と決めていたらどうだったでしょうか?

きっとその後の4年間を夢に向かってもっと必死になって過ごしたはずです。

私が30歳を過ぎてもまだ夢があきらめきれず、レコード会社に所属するオーディションを受けたときも、「もうこのデモテープがどの会社にもひっかからなかったら、音楽を職業にする道はあきらめる」と決めていました。

そのときに初めて結果が出たのです。

あのときの自分に言ってやりたい。

覚悟を決めるために、夢に期限を決めろ!

 

5.結果を残している人のまねをしろ!

22歳のときは大した戦略もなく、作詞作曲、スタジオでのリハーサル、ライブなどを頑張るだけでした。
バンドに対して優れたアドバイザーがいたらどうだったでしょうか?
そしてそのアドバイザーがもう既に、音楽業界で結果を残している人だとしたら。
結果を残している人はそのノウハウを知っています。
その人が結果を残すために行ってきた行動のまね(=模倣=モデリング)をすれば、

それだけ結果を残す行動に繋がります。

その人の音楽そっくりの音楽にするという意味ではなく、オリジナリティを出すためにその人がやってきたプロセスをまねするのです。
そして、それらが夢に近付くことになるのです。

もしそのような人が近くにいなかったら、憧れの人が書いている本を読むということでもいいかもしれません。

とにかく成功している人が成功するためにやってきたことのまねをすれば成功に近付くことになります。
あのときの自分に言ってやりたい。
 
自分も結果を残すために、結果を残している人のまねをしろ!

まとめ

こうして書いてみると、22歳といえばまだまだ若輩者でわかってないことが多かったです。
これらが私の22歳のときにできていたら、全く違う良い結果が出ていたと思いますので、
あなたが夢に向かって進むための何らかのヒントになればと思い書きました。

それではまた。

あなたが夢に向かって一歩一歩進めますように!